和室の半畳収納を仏壇置き場にリフォームしたい

本日の一問一答

Question

お部屋を広く使うためにも和室の半畳タイプの収納部分を、仏壇を置くコーナーに変更したいと思っています。まずどういうお店に頼めるのか、(仏壇メーカー??じゃないですよね)そしていくら位かかるのか知りたいなと思いました。

Answer

荒波にもまれる愛妻家で恐妻家の親バカがお答えします。

まずはじめに仏壇メーカーでは施工の取り扱いはないと思います。例えば一体式になっているのなら存在するかもしれませんが、恐らくは仏壇メーカーは仏壇のみの提供になると思われます。造作に関してはどうしても専門のリフォーム工事店に頼むことになります。専門のとは言いましたが、図面さえあれば造作することは可能です。ただ前述のように仏壇メーカーから図面が提供されることは無いと考えますので、現場にてそれぞれのサイズに合わせて造作するか、汎用性のあるサイズに造作しておきそこに仏壇を収めるかのふた通りになると考えます。

今回の質問者さんの場合は、どちらでしょうか。
どの仏壇にも対応できる汎用性をもたせた案についてお答えします。

仏壇はすごく高価な商品です。大きな理由はご先祖を祭る上で、一般的に高級で重厚感のある作りにすることが好まれるからです。またそれに伴って材木自体の風合いもさることながら、細かい細工に耐えうる硬さと耐久性に優れている必要があります。このようなことから、紫檀(シタン)・黒檀(コクタン)・鉄刀木(タガヤサン)などの銘木を使用しています。他にも代表的な銘木であしらわれた仏壇などもありますが、いずれも東南アジアを中心に取れる銘木を使います。もしかしたらインドやタイなどの熱心な仏教徒が多くいる地域での文化からの影響も多分にあるのかもしれません。もちろん前述の銘木の産地としてもインドやタイは有名です。

これらの銘木の原木は大手材木輸入商社などの展示会などでも触れることができますが、一般的にはあまり触る機会や原木や荒材の値段を知る機会もないと思います。もし「原木を見てみたいよ!」という方がいらっしゃるようでしたら、ご予約いただければ展示会などご一緒に同行させていただくことも可能です。もちろん展示会への参加は無料ですし、弊社でも過去にバスをチャーターしてツアー企画などもしましたので、お声が多いようでしたら企画致します。その際には交通費に加え、お弁当やお飲物くらいは商社からの協賛を得ますのでお任せください。

話を元に戻しまして非常に高価になりがちな仏壇ですので、ほとんどの方が下台は無しで棚の上に置くようなサイズをお求めになると思います。もしも人が立って同じくらいの大きさがあればそれは恐らくは200万以上の超高級品ですから、あまり見かけなくなりました。そのようなことから地袋を設け、その上に全高1メートル未満の仏壇を置く仕様が無難と言えます。また、仏の上にものを置くことはいけないとする考え方から天袋は設けません。地袋に仏具などの収納をすることが多いです。また地袋も引き違いではなく、観音開きにすることが基本となります。観音と言うくらいですからね。立って仏壇に向かい手を合わせることもできるように、尚且つ地袋への収納を増やすために1メートル以上の地袋を設けることも有効です。中棚などを造作しておけば仏具などの収納に困ることもありません。

さらにできることならば前述の仏壇は奥行きがあまり深くありません。大きくても50センチ程度の奥行きサイズが多いでしょうか。であればその反対側に居室があれば、反対側には小さな収納棚(ニッチ収納)などを造作するとより収納も増やせ有効な手段となります。地袋部分は奥までいっぱいに造作し、仏壇の裏側のみニッチ棚にしておけば地袋部分の収納力も上がります。反対にニッチ棚は腰高より上の方が使い勝手がいいですしね。

費用は各家庭の状況や収める仏壇サイズ、どこまでの造作を求めるかによって大きく値段が変わりますので、一概に言えませんので割愛致します。こういった造作は「つくりもの」とも言い、大工の腕の見せどころになります。喜んで現場調査に行きますので是非ともお声がけください。

ご質問ありがとうございました。