お隣の騒音で眠れません、遮音設備の相場を知りたい
本日の一問一答
Question
看護師をしています。
夜勤もあるので、昼間睡眠をとる日も結構あるんですが
お隣のピアノの音がうるさくてうるさくて、なかなか寝付けません。
さすがに普通の人が起きている時間に、ピアノの音を遠慮しろというのもなんですし…ほとほと困っています。
家を買ってしまったから、ちょっとしたご近所トラブルだけでは簡単には引っ越せませんし…。
もう、自分で防衛することだけを考えたいのですが、例えば寝室だけ防音設備をつけるなんてのはどうでしょう。
安くできるなら本当にやりたい!
Answer
荒波にもまれる愛妻家で恐妻家の親バカがお答えします。
夜勤もある大切なお仕事をしていただきありがとうございます。
早速ですが自宅側の寝室のみを防音仕様にすることは可能です。音を閉じ込めて残響させ多孔質の穴や布団などの繊維質ので吸収して減衰させる方法も有効です。
ただし、今回のご質問では出る音を減らすのではなく、入る音を減らす目的になると考えます。これに有効な手段としては、音は響いて脳に達してきますので響かないようにする方法が今回のケースでは有効な防音方法とも言えます。
音が響きにくい物質は、「鉛(なまり)」です。重りなどに使うあの鉛は、実は共鳴しにくく音が響きにくいので壁面や天井面、そして床面などの下地との間に入れることで防音効果を期待することができます。ただし、費用的なことになると安くはありません。6畳の壁天井、そして床への貼り込みと仕上げ材の重ね貼りを考えると、70万円(税別)くらいになると考えられます。もちろん鉛の厚さにもよってお値段は高くも安くもなりますが、一般的に防音するのであれば相場観としてはこのくらいになると考えています。
楽器などを囲って防音する防音設備小屋が、3畳程のものでも100万円以上しますので、そこから考えると比較的安価ともいえるかもしれません。
一般的な内装仕上げ工事から比べるとびっくりするくらい高額ですが、比べるものでもないかなという気がいたします。質問に『安くできるなら』と書かれていましたが、世の中には安かろう悪かろうで「安物買いの銭失い」にならぬよう、何が必要なのか、どんな機能が必要なのか、何を優先するべきなのかをしっかりと見極めて、見極めた上で見合うだけの費用を捻出する方法を考えるようなフローになれば、損して得取れになって幸せになれると考えています。
ご質問ありがとうございました。
住宅リフォームなら川崎の工務店スマイルプラス|川崎市幸区・中原区・川崎区のTOPへ戻る