無垢材って、高価なイメージだけどネットだと安いのもあります?

本日の一問一答

Question

無垢材でダイニングテーブルを作ってもらいたいのですが、無垢材ってものによってはすごーく高いですね。 ネットで見ると安いのもあるんだけど、どういう違いがあるの?

Answer

荒波にもまれる愛妻家で恐妻家の親バカがお答えします。

最初にお知らせするべきことは「無垢材ってどういう意味?」でしょうか。

まずはこの無垢材の定義について簡単に解説いたします。
無垢とは【垢(あか)が無く】汚れていない様子を表す言葉になっています。 熟語で言いますと「純真無垢」などと使ったりますが、純真と言う言葉と無垢と言う言葉は同じようなニュアンスの言葉を重ねて作られる熟語です。そのような熟語から推察すると無垢材とは「混じりけの無いそのままの材木」という意味になるかと思います。 少なくとも、ベニアや合板、コンパネの様な貼り物(積層材)でないということです。

無垢材の価格が高いのには訳があります。

それは樹木の状態の幅以上の幅にはならないので、板にする場合は非常に大きな丸太から切り出す必要があり、その丸太の樹齢を考えると数に限りがある物となるからです。厳密には少しづつ増えていくのかもしれませんが、1年で1ミリ太くなる樹木が1メートルの幅になるためには1000年かかるのです。もちろんもう少し成長の早い樹木もありますが、「成長の早い樹木=柔らかく加工はしやすいがテーブル材には向かない」ことになります。

銘木の1メートル幅の板などになると加工前の素材の状態でも200万円以上のお値段がついています。銘木とはケヤキやカリン、黒檀、紫檀などが有名でしょうか。仏壇の素材としても有名ですね。

一般的なテーブルに使用される樹木を無垢と表現される場合、上記なようなものではなく集成材も含め総称する場合があります。この集成材とは薄くスライスした樹木を貼り合わせて作るベニヤや合板などと違い、角材をいくつも組み合わて接着して1枚の板材となるように加工されたものになります。叩くと詰まっている感じがします。これも広い意味では無垢材と表現されることがあります。
このような集成材と区別したり、より高級感を理解していただくために、上記のような本物の無垢材のことを「1枚モノの無垢板」などと表現したりします。つまり貼り合わせたり継いだりしていませんと言うことです。

ダイニングテーブルに限らず家具と呼ばれるものは、1枚モノの無垢材なのか、それとも集成材なのかによってお値段はかなり違ってきます。また、安価な家具などは、ベニヤや合板などで作られ素材そのものの原価を抑える工夫が施されています。風合いなどは本物にはどうしても劣りますが、昨今ではプリント技術の進歩によって、まるで本物の銘木のような柄を再現しているものも出回っています。特殊プリントになり技術開発費もかかるため、若干お値段は高くなりますが風合いは素敵に仕上がるため、お選びになる方も増えています。

ご質問ありがとうございました。