リフォームをお考えのあなたに〜らせん階段って実際どうなの?〜

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大規模なリフォームやリノベーションで、部屋の間取りを大きく変更する場合、居間を吹き抜けにするかどうか、階段の位置や種類なども重要な検討事項になります。

今回は、らせん階段についてご紹介いたします。
マイホームの理想の中にらせん階段を考えられている人も多いのではないでしょうか。
ただ、憧れなだけに「実際に自分の家には合うのか?」、「見た目がおしゃれなだけで実は不便じゃないの?」など多くの不安があると思います。そんな悩みのためにらせん階段のメリット・デメリット、特徴などを紹介します。

■らせん階段の特徴
らせん階段はその名の通り、螺旋状にぐるぐると回ってステップが続いていくタイプの階段です。元々は建物に隣接させる非常階段として設置される場合が多かったのですが、最近ではリビングなど室内に設置する方も増えています。

■らせん階段のメリット

らせん階段のメリットとして、まず見た目のおしゃれさがあります。
デザイン性が高い形からインテリアの一つとして設置する方も多いほどです。それだけでも存在感を発揮しますが、周辺の照明や日光の取り入れ方、観葉植物、絵画などを組み合わせて芸術的な演出をされている方もおられます。

続いて、空間が広く感じることです。
日本は土地が狭いので、都市部では狭小住宅の居室をいかに広く感じさせるかが重要ポイントとなります。そこでらせん階段は力を発揮します。普通の階段とは違って1坪内に収まるコンパクトなタイプがあるので、かなり少ないスペースでも階段を設置することが可能です。設置する場所や構造を考えることで、圧迫感なく日当たりの調整もできるのでオススメです。

次に、設計上の自由が利くことです。
らせん階段はあらゆる場所でも設置でき、設置も他のタイプの階段に比べ少ないスペースでも済みます。このため、「ここに階段を作らないと・・・」、「南側に寝室を作りたいけど、そうすると階段が・・・」など普通の階段を設置する場合によくある悩みが、らせん階段を採用することで間取りの自由度があがり、解消できる場合があります。

■らせん階段のデメリット

一方デメリットは、まず掃除が大変になることが挙げられます。
らせん階段は普通の階段よりも、階上からのホコリが溜まりやすくなります。それに加えて段数も多く必要になるので、マメに掃除するとなると面倒です。らせん階段を設置する場合は、事前にどのように掃除するかも考えておくことをオススメします。

次に、大型家具の移動が困難になることです。
細身のらせん階段を設置する場合、ベッドやデスク、ソファーなど大きめの家具は運んで移動することができませんので、クレーンで吊って出し入れする必要があります。そのため入居時や模様替えのたびに搬入・搬出費用が高額になります。また、小さめの荷物でも抱えた状態で、らせん階段を手摺なしで昇り降りするのは、ステップを踏み外してしまうこともあるので注意が必要です。

続いて、空調効率が悪いことです。
開放的な空間を作れるメリットが、空調効率を悪くするデメリットに繋がってしまいます。例えば、真夏に冷房を入れても冷気がらせん階段を伝って階下に逃げてしまうからです。ただ高気密高断熱住宅の場合や、らせん階段を部屋の隅に設置するなど工夫することである程度は解消されます。

以上のように、らせん階段を設置することによっておしゃれさや広く感じさせる効果がありますが、空調や日々の清掃、荷物の移動など、実際に生活する時に不便を感じてしまわないように、しっかりとした計画が必要です。