マンションと一戸建てでは違う!2つのキッチンリフォームの違い
人の暮らしをとりまく「衣食住」のうち、リフォームは「住」に該当しますが、収納の利便性を考えるなら「衣」にも、台所の使い勝手を考えるなら「食」にも関係してきます。
今回は、家族の健康とお子さんの成長を支える「食」の基地、キッチンのリフォームについて、マンションと戸建住宅の違いに焦点を当てながらご紹介します。
■間取りの自由度が違う
キッチンリフォームを計画するときに「間仕切り壁をなくしたい」「キッチンの位置を変えたい」というような間取り変更を含む要望はよくあります。
しかし、マンションか一戸建てでは間取りの変更の自由度が異なります。
家の構造は個別事情にもよりますが、一戸建てのキッチンの方が間取りの変更の自由度が高い例が多くみられます。
その理由は、耐力壁というものが関係していて、耐力壁は自由に取り外すこと、削ること、穴を開けることができないためです。
マンションの場合、この耐力壁というものの他に、天井のコンクリート梁も間取り変更の自由を奪ってしまいます。コンクリートの梁も耐力壁同様、手を加えてはいけない部分です。こういった点を考えても一戸建てのキッチンの方が間取りの変更の自由度が高そうです。
■見積金額の変わりやすさが違う
一般的にマンションの方が、個別事情に応じた見積金額の変動はあまり起こりません。それはマンションの場合、解体しないとわからないことが少なく、事前調査の正確性が高いためです。
「この築年数のマンションの構造とはこういうもの」と経験のある業者もよく理解しているため見積金額通りで工事が進められることが多いと言われています。
また、マンションは決まった規格寸法のシステムキッチンがすでに入っている場合が多いため、リフォーム時にも新しいシステムキッチン設備を選びやすく、いわゆる「カスタマイズ」が不要か少なくて済む例が多くなります。
一方、一戸建ての場合はというと、現地調査後に見積金額の変更が起こりやすいです。というのも、解体しないとわからないことが多いからです。具体的には、壁や床の劣化具合、排水管の状態などがあります。これらの部分が予想以上に激しく劣化していると、追加工事が必要となり、金額が上がってしまうのです。
一戸建てのリフォームをお考えの方は設備そのものの価格や取り付け工事費のほかに、予算に余裕を持たせておきましょう。
いかがでしたか。
キッチンリフォームにもいろいろな観点があります。マンションか一戸建てか、あなたがリフォームする場合に必要なことは、まずは業者に現地調査を依頼して確認するようにしましょう。
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