古民家リノベーションのデメリット

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前回、古民家リノベーションのメリットをご紹介しましたが、一方でデメリットも存在します。

今回は、古民家リノベーションのデメリットをご紹介します。

まず1つ目は断熱性の問題です。
昔は冷房装置がありませんでした。そのため古民家が建てられた当時の家造りでは、夏に快適に過ごせるような構造が基本だったのです。古民家は、夏は風通しが良く快適に過ごせる一方で冬も熱を外に逃がしてしまいやすく、断熱性に劣るという欠点があります。そのため熱を外に逃がさない断熱性を高める工事をしたり、暖房設備を整えたりするなどの工夫が必要でしょう。

2つ目は耐震性の問題です。
現在では建築基準法の耐震基準に基づく家造りがされていますが、古民家が建てられた当時は耐震基準がなく、現在の耐震基準を満たしていないことがあります。その場合は追加で耐震補強を施すなどして耐震性を確保する必要があるでしょう。

3つ目は費用の問題です。
古民家リノベーションと一口に言っても、どこまで古民家を再利用するかでかかる費用は違ってきます。ですが古民家を解体する場合は解体費用、使わない材料がある場合は廃材の処分費用、材料を再利用する場合の材料の洗い費用などがかかってきます。また、先ほども書いたように断熱性を高める工事や耐震補強をする場合も追加で費用がかかってくるでしょう。もしも少しでも安く家造りをするために古民家リノベーションという方法を選択するなら、思わぬ費用がかかる場合がありますので要注意です。

いかがでしたか?
これまで2回に分けて古民家リノベーションのメリットとデメリットをお伝えしてきました。
古民家リノベーションの家は古民家にしかない魅力が楽しめる一方で、構造面や費用面でデメリットも存在します。古民家リノベーションを選択する場合は、古民家をどこまで再利用するのか、どこにどういった費用がかかるのかをよく調べた上で行うことをおすすめします。
ぜひ参考にしてください。

 

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