南向きの部屋にもデメリットがあります!
部屋の方角は南向きが良いというイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか?
家賃やマンションの売価でも、南向きは日当たりが良いとされ、より高値で取引され、人気があります。
日当たりが良く部屋が明るい南向きの部屋は、一見良いところばかりに思えますが、実はメリットだけでなくデメリットも存在するのです。
今回は、南向きの部屋が持つデメリットをご紹介します。
1. 朝日が入らない
南向きの部屋は昼間日当たりがとても良い一方で、朝の時間帯は部屋に日が入ってきません。
そのため、日中在宅していることが少なくお勤め等で朝型の生活をしている方の場合、日当たりが良いというメリットを十分に得られない可能性があります。南向きではなく東向きの部屋の方が向いているかもしれません。東向きは朝に日が入ってきやすいのです。朝から太陽の光を浴びれば体内時計がリセットされ、気分がすっきりしますよね。
2. 部屋が暑くなりすぎる
特に夏場は南向きの部屋に強い日差しが入ってきますので、部屋が高温になりやすいです。南向きの部屋をリビング・ダイニングキッチンにしてしまうと、料理するのが暑くて嫌になってしまうこともあるかもしれません。そして昼間家で過ごすことが多い方の部屋が南向きの場合、部屋が日光で熱せられているため冷房費用が高くなってしまうことがあるでしょう。
夏場でも冷房をあまり入れなくて良い地域にお住まいの方は別ですが、そうでない場合は南向きの部屋を誰の部屋にするか考えどころです。
3. 周りの条件によっては日当たりを確保できない
例えば住宅街や都心部などで南向きの部屋の目の前に建物がある場合、日当たりを確保できない可能性があります。たとえ日は入ってきやすくても周りの目を気にしてプライバシーを守ろうとすれば、カーテンを閉め切ってしまう方もおられるでしょう。そうなればせっかくの南向きでも日当たりを確保できないですよね。今は前に建物がなくても、今後新たに日射しを遮るような建物が建設される可能性もあるため、お部屋選びの際は注意が必要です。
いかがでしたか?
南向きの部屋は無条件に100%がメリットだけではありません。デメリットもふまえた上で、今後どこに住むか、また既にお住まいをお持ちの方は誰の部屋とするかを考えてみましょう。
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