「抜ける柱」と「抜けない柱」について

みなさん、こんにちは。
楽しく明るい笑顔リフォーム情報館の杉田です。

暑い夏が戻ってきて逆戻り?と思っていましたら、先日「トンボ」を見かけました。

急に暑くなったので、こちらも急にやごからトンボに羽化したかのように、水が少し流れているところの近くを通ると、トンボを避けて通らないとならないほどの「トンボ」が飛んでいてびっくりしました。

さて、リフォームや再建築不可物件などの言葉を耳にすることがあるかと思いますが、住まいの柱には「抜ける柱」と「抜けない柱」があるのは、ご存知でしょうか?

柱が抜けるかどうかは、その柱が建物の構造に影響を与えているかどうかで決まり、柱は大きくわけて3本の柱があるようです。

一つ目は「通し柱(とおしばしら)」ですが、土台から軒までつながった柱で、これは全体の構造にかかわる一番重要な柱ですので、絶対に抜くことはできないようです。この通し柱の多くは建物の端に位置していることが多いようですが、そうでないこともあるので要注意の柱のようです。

二つ目は「管柱(くだばしら)」ですが、梁などで中断された柱下の階と上の階で分かれている柱で、これも上にかかる荷重を支える構造体なので、抜くことはできないようです。

三つ目は、「間柱(まばしら)」ですが、こちらの柱は壁を固定するためのとても細い柱で、壁を固定するためのものなので、構造には影響がないようです。

それと、3本の柱以外にも構造を支えるのに重要な役割をしている部材が「筋違い」です。この筋違いは柱と柱の間に斜めに部材を入れることで、横からの衝撃にも耐えられるようにしているようで、基本的にはこちらも抜くことはできないようです。

2部屋を1部屋にしたいなどのご要望に合わせて、間柱であれば抜くことができるようですが、筋違いを抜くことはできないので、”あえて柱や筋違いを見せる”なんて方法もあるようですよ。

壁の向こう側にある柱がどれかなんて見た目には分かりませんので、プロの方に伺うことが必要ですが、住まいの図面を見ると、図面上では「通し柱」「管柱」「間柱」のそれぞれ記号によって表記されているので、この図面を見ておけば「抜ける柱」と「抜けない柱」が分かるようですよ。

ご自身の住まいの図面を見ておくことも大事ですね!(^^)!

 

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