外壁塗装の流れ〜前編〜
家のメンテナンスの一つに外壁塗装の塗り替えがありますが、これは壁にただ塗料を塗るだけではなく、たくさんの工程を踏んでいきます。
どんな家でもいずれは行わなければならない工事ですので、外壁塗装の塗り替えの流れを知っておくといつか役に立つでしょう。そして外壁塗装の塗り替えの流れを前編と後編に分けて説明していきます。
前編は実際に塗料を塗るまでの工程についてです。まずは足場組みです。足場は高いところでの作業が安全かつ円滑に進むためになくてはならない作業です。家を囲むようにして足場を組んでいき、上から塗料飛散を防止するシートで覆います。
次に高圧洗浄です。高圧洗浄は長い間蓄積された汚れやカビなどをきれいに取る作業です。どんなに優れた塗料を使っても、表面に汚れがこびりついていたり凸凹があったりすると塗膜が上手く形成されず耐用年数が落ちてしまいます。したがってこの高圧洗浄はとても重要な工程なのです。
次に下地調整です。塗り壁であるモルタル外壁の場合は、ひび割れが起きていることがありますのでひび割れの隙間を埋めて補修をします。ボードを張り合わせているサイディング外壁の場合は、継ぎ目の目地部分のシーリングを打ち替えます。モルタル外壁のひび割れやサイディング外壁のシーリングは放っておくと少しの隙間から水が中に入り込み、内側の木材の腐食などに繋がることから必ず行う必要がある外壁の補修です。また、外壁の表面にサンドペーパーなどで削り、高圧洗浄で落としきれなかった汚れがないかのチェックをしながら表面をきれいにしていきます。
次は養生です。養生とは塗料がついてほしくない部分にシートやテープで保護しておく作業のことです。どんなに注意しても塗料の飛び散りは防ぎきれませんので、アルミサッシや窓、植木などを塗料飛散から守る必要があるのです。ここまでは塗料を塗る前の準備工程でしたが、次からはいよいよ塗料を塗る作業に入っていきます。次回は外壁塗装塗り替えの流れの後編となります。
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