畳が与える効果とは?

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昔の家には必ずと言っていいほどあった和室。和室が日本の住宅の特徴になっていたほどです。
しかし、最近の家を見ると和室がない家もあります。
これは一軒家に限ったことでなく、マンションでも同様です。
フローリングの上にいることが当たり前となり、畳の上でくつろいだ経験がない方もいるのではないでしょうか。畳にはフローリングでは味わえない良さがあるんです。

そこで今回は、畳がどのような効果を私たちに与えてくれるのかについて紹介します。

1点目が、癒し効果です。

い草の畳に癒し効果があるということはみなさんの中でも知っている方は多いかと思います。しかし、癒し効果があることは知っていても具体的にどういう癒し効果なのかご存じの方は少ないでしょう。

具体的にどのような癒し効果があるのかといいますと、畳のい草によって室内でも森林浴に近い効果が得られるのです。
人間の皮膚は呼吸とともに光も吸収しています。
この光の反射に関して、日本人は日本人の肌に近い反射率の色を感じるとホッとするというデータがあります。畳はその日本人の肌色の反射率とほとんど同じなのだそうです。このように緑に囲まれた森林浴で心が落ち着くのと同じように、和室内でも心の安らぎが得られるのです。

2点目が、断熱効果です。
ご実家やお友達のお家に和室がある方は、夏に他の部屋は暑いけど和室だけ涼しいと感じたことはありませんか?
それは畳のおかげです。空気には熱を伝えにくい性質があります。畳のい草はスポンジのような構造になっているので、多くの空気を含んでいます。その溜まっている空気が断熱材のような役割を果たし夏の暑さや冬の冷気を遮断する働きをするため、室内の適温を保ってくれているのです。

3点目が、集中力が上がる効果です。
小さい頃に通っていたそろばん塾やお習字、学習塾は畳の教室だっという方も少なくないのではないでしょうか。集中力が上がるからという理由で敢えて畳の教室だったかはわかりませんが、今では具体的なデータによる裏付けもあり、畳環境による集中力向上は認められています。
畳の教室と畳でない教室で、それぞれ被験者に算数の問題を解いてもらい結果を比較したところ、畳でない教室の解答率より畳の教室の方が14%も解答率が高かったそうです。この調査では正解率に差がなかったようなので、畳の集中力アップ効果によるものだと推定されました。

以上のような効果を畳は私たちに与えてくれています。日々の疲れをリフレッシュしたい方、何かに集中したい方にとっては特にオススメです。
もし和室や畳の空間がない方は、半畳から始められる置き畳や、小上がりで収納を兼ねている畳スペースの造成などもお勧めです。是非リフォーム時に検討してみてはいかがでしょうか?