長期優良住宅って何が良いの?
前回、長期優良住宅とは何かということをお伝えしました。
今回は、長期優良住宅って何が良いのか、長期優良住宅で得することをお伝えします。
【長期優良住宅のメリット】
1 補助金がもらえる
「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」で定められている要件を満たせば、建築費の1割以内かつ100万円を限度として補助金がもらえるという制度です。長期優良住宅は普通の住宅を建てるより、設備や素材に制約があるため建築費が割高になってしまいますから、これを一部補助しようという制度です。
2 住宅ローン控除の優遇措置
持ち家を取得する際に、個人のローンとしておそらく最大額になる数千万単位での住宅ローンを組む方が多いと思いますが、住み始めてから10年間は住宅ローン残高の一定割合を所得から控除される住宅ローン減税という制度があります。
長期優良住宅の場合、一般住宅と比べて控除額が優遇されています。例えば2016年に居住した場合ですと最大控除額では100万円も差が出ます。
3 所得税の投資型減税
長期優良住宅を建てるには、基準をクリアするために家の性能を強化する必要があります。そしてその際にかかった費用の10%が、その年の所得から控除することができ、所得税の減税に繋がるという制度です。こちらは、住宅ローンを組まなかった場合に適用が受けられます。
4 不動産登記料の減税
通常、不動産を取得すればその不動産の所有権を証明する保存登記の免許税がかかりますが、長期優良住宅の場合、その免許税が減税されるのです。一般住宅と比べても数千円の差額ですが、優遇されるものですから確認しておきましょう。
ここまでは長期優良住宅と認定された場合に受けられる補助金であったり減税であったり、お金に関するメリットを挙げてきました。
しかし、長期優良住宅の一番のメリットはやはり自分が安心して暮らせる家であること、そして家を次の世代に残せるということではないでしょうか。
良い家に住みたいという願望があっても、それをうまく伝えられなかったり、具体的にどうすれば良い家になるのかが分からなかったりする方が多いでしょう。
しかし、長期優良住宅という一つの指標があることで、長く住める良い家の基準が明確になるのです。
そして、家を自分の子ども、孫、そのまた子どもに渡すことで、次の世代に資産として引き継いでもらえるのです。
いかがでしたか?長期優良住宅はこのようなメリットが存在します。ぜひ参考にしてみてください。
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