川崎市でリフォームするには?成功のコツをご紹介!
多くの場合、中古住宅を購入したり暮らしている住宅が古くなったりしたときが、リフォームやリノベーションを検討するタイミングではないでしょうか。
2022年現在、川崎市は「リノベーションまちづくり」というプロジェクトを推進しています。こちらは既存建物の有効活用へとつなげるためのリノベーションに注目をしているプロジェクトです。
関連記事:川崎市でリノベーションする場合~知っておきたいポイント~
中古住宅の活用が進められている川崎市でリフォームやリノベーションをする場合、どのような点に注意すれば成功しやすくなるのかをご紹介します。
目次
川崎市でリフォームするには?成功のコツをご紹介!
リフォーム前に考えたいこと
物件の種類を考える
物件の現状を把握しよう
マンションを検討する際のチェックポイント
戸建てを検討する際のチェックポイント
理想の間取り図や雰囲気などを整理する
予算を決める
間取りや設備の優先順位を決める
リノベーションを成功させるためのポイント
具体的な計画を立てた後に物件を購入しよう
施工業者は契約前に納得いくまで見極める
まとめた考えをしっかりと設計者に伝える
理想的な部屋づくりをするためのポイント
リビングは誰もが快適に過ごせる空間にしよう
キッチンは使い勝手のよさを重視しよう
浴室は安全で快適な空間にしよう
玄関は収納スペースを確保しよう
リフォームのポイントを押さえよう
リフォーム前に考えたいこと
リフォームやリノベーションを検討する場合、まずはどのような家にしたいか考えましょう。考えることはさまざまですが、抑えておくべきポイントをご紹介します。
物件の種類を考える
中古物件を購入しリフォームやリノベーションをする場合、まずはマンションまたは戸建てを検討しましょう。マンションと戸建てでは間取りが異なったり、周辺環境が異なったりします。そのため、家族構成や家族の生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。
マンションまたは戸建てのどちらかで迷った場合は、以下のメリット・デメリットも参考にしてください。
物件の現状を把握しよう
同じ築年数でも物件の現状は異なります。見えている部分はもちろん、見えていない部分も古くなっています。さらに、使用していない物件は使用している物件と比較すると、古くなるスピードが早いことが特徴です。
また、使用している部材や使用していない部材などを把握して、改築時に再利用できるか新しく取り替えるかなどの判断材料にしましょう。
マンションと戸建てで現状を把握するためのチェックポイントは以下を参考にしてください。
物件の外 | 物件内 | 周辺環境 | |
マンション | ・駐車場の広さ、メンテナンス状態
・共有部分の汚れ ・メンテナンスの有無 ・壁のひび割れの有無 |
・室内の汚れ
・破損部位 |
・学校や駅までの距離
・スーパーや銀行病院などの有無 ・公園の有無 ・治安の状況(街全体の明るさ) |
・交通状況(渋滞の有無、交通量など)
・騒音 ・周囲のにおい ・周辺にある店舗の種類 |
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戸建て | ・駐車場の広さ
・駐車場の有無 ・庭の状態 ・自宅前にある道路の幅 |
マンションを検討する際のチェックポイント
マンションは集合住宅のため室内だけではなく駐車場・駐輪場・共有の廊下などもチェックしましょう。たとえば、以下のポイントです。
- 駐車場の広さ、メンテナンス状態
- 共有部分の汚れ、メンテナンスの有無
- 壁のひび割れの有無
- ゴミ捨て場の汚れの程度 など
その他には、マンション内の独自ルールがある可能性も考えて決めることが大切です。
戸建てを検討する際のチェックポイント
戸建てはマンションのように他の住人と敷地を一緒に使うことはありません。しかし、自分の土地だからと言っても、自由にできないこともあります。また、自宅前の道路の幅や庭にある植物、防犯面なども確認しましょう。
戸建ての場合、マンションのようにセキュリティ面が弱くどこからでも家の中に侵入ができます。さらに、戸建てがある環境によって、侵入しやすい家かが分かります。そのため、暮らしやすさだけではなく、防犯面も含めて周辺環境をチェックすることは大切です。
また、戸建ての場合、マンションより間取りの自由度が高いことが特徴です。そのため、家族の人数や生活スタイル、今後の家族構成がどのように変わっていくかも考えて、必要な間取りの戸建てを選びましょう。
理想の間取り図や雰囲気などを整理する
一番大切な理想の間取り図や雰囲気などを決めましょう。家は作ってしまうと簡単に再リフォーム・再リノベーションというわけにはいきません。そのため、家族の希望を吸い上げて、間取りや雰囲気を決めることが大切です。
決めるときのポイントは「その部屋を誰が使うか」です。たとえば、各々の部屋は使う家族の希望に合わせたり、リビングは誰もが使いやすいスペースにしたりしましょう。
予算を決める
どの程度、リフォームやリノベーションに予算をかけることができるか決めましょう。妥協できるポイントとできないポイントを決めなければ、費用が高くなります。そのため、家族でお金をかけるところ・かけないところを決めることも大切です。
また、家を新しくしたら家具や家電も新しくしたくなります。そのため、全体でかかる費用も考えて、予算をあらかじめ決めておくことも大切です。
間取りや設備の優先順位を決める
予算にも影響しますが、間取りや設備の優先順位を決めることも必要です。これから生活していく上で便利さや快適さを求める部分は優先順位を高く、さほど求めないのであれば優先順位を低くするなどメリハリをつけましょう。
たとえば、リビングやキッチン、浴室は必ず誰かが使うため優先順位を高くしたり、客間や各々の居室は優先順位を低くしたりするなど家族で話し合って決めることが大切です。
リフォームを成功させるためのポイント
ここからはリフォームやリノベーションを成功させるためのポイントをご紹介します。
具体的な計画を立てた後に物件を購入しよう
中古住宅または中古マンションを購入してリフォームやリノベーションをする場合、具体的な計画を立てた後に購入しましょう。
たとえば、間取りや設備、そして住宅の周辺環境も含めて考えることが大切です。一方、自宅を決めてから計画を立てることもできます。家庭によってどちらが先に決まるかは異なります。具体的な計画を立てた後に計画を実現できる自宅を購入すると、その後の計画がスムーズに進むことがメリットです。
また川崎市では「リノベーションまちづくり」をはじめ、まちづくりに関する様々なプロジェクトが進められています。物件購入前に市の公式サイトを確認してみましょう。
施工業者は契約前に納得いくまで見極める
あわせて施工業者も探していきましょう。費用はもちろん、理想とする計画を実現してくれる業者と契約することが大切です。
川崎市でリフォーム業者やリノベーション業者を探す場合、まずは川崎市がサービスエリアに含まれるかどうかが1つのポイントです。ある程度エリアで対象業者を絞り込んだら、ホームページや実際の施工事例を比較しつつ、しっかりとチェックしましょう。その地域のことをしっかりと把握している地元密着の業者がおすすめです。地元に詳しければ、より最適なリフォームを提案してもらえる可能性があります。
気になる業者には実際に問い合わせ、さらに情報収集をすすめていきます。契約前に納得いくまで質問し、不安点が無くなってから先に進めることが大切です。
まとめた考えをしっかりと設計者に伝える
最初は考えを全て伝えて、打ち合わせをしながら考えを足したり引いたりしてください。また、その過程で設計者から良いアドバイスが出てくることもあります。素人では実現できる計画と思っていても、自宅の構造や法律、配置などの関係で実現できないこともあります。
そこで、設計者から別のアドバイスが出てきたら、それらも含めて計画をすることも方法のひとつです。
理想的な部屋づくりをするためのポイント
せっかくお金をかけるなら理想的な部屋を作りたいですよね。ここでは、理想的な部屋づくりをするためのポイントをご紹介します。
リビングは誰もが快適に過ごせる空間にしよう
家族が集う場所のリビングは、誰もが快適に過ごせる空間にしましょう。そのため、広さだけではなくライトの種類や明るさ、壁紙の色合いなども家族のだれもが苦痛に感じないように決めることが大切です。
キッチンは使い勝手のよさを重視しよう
キッチンは料理をする人が長く過ごす場所です。そして、さまざまな動作が発生する場所でもあるため、調理がしやすい広さや高さ、快適な室温に保てるなど使い勝手の良さを重視することが大切です。
浴室は安全で快適な空間にしよう
浴室は気温差があると体調を崩す原因になったり、換気ができなければカビが発生したりします。たとえば、脱衣所と浴室の温度差を少なくする工夫をしたり、カビが発生しにくいように換気や水はけを浴したりしましょう。また、浴室の高さも家族が入りやすい高さを使うこともポイントです。浴室は毎日使うため、安全で快適な空間であることが大切です。
玄関は収納スペースを確保しよう
意外と玄関には収納スペースが必要です。たとえば、傘やレインコート、掃除道具など細々とした物を収納できスペースを確保しましょう。また、玄関は靴を脱いだり履いたりするため、明るい状態で使えると安全です。玄関と室内の段差を付けないときは、違いが分かるようにすると、誰でも使いやすい玄関になります。
リフォームのポイントを押さえよう
今回は、リフォーム・リノベーションをする場合のさまざまなポイントをご紹介しました。2022年現在、川崎ではリノベーション後に事業をする場合は補助金制度もあります。条件を満たす必要がありますが、事前に使える制度があるかを確認するのがおすすめです。