「元」と「末」

こんにちは、無料情報館鹿島田店の栗田です。

梅雨明け宣言はされましたがその後すぐに梅雨の戻りで曇りや雨の微妙なお天気が続いていますね。
今年は随分とお天気に振り回されて、気象予報士さんも大変だと思います…

35度以上を一度経験すると、30度そこそこの日は暑いは暑いのですがなぜか涼しいような気になってしまいます(^^;)
8月頭ぐらいからはまた真夏の晴れた日が続くとのことですが、毎日本当に天気が読めないので今年の夏はどうなるでしょうか。

 

木や住まいづくりのことを私なりに調べてみると、木材に関してとっても興味深い事を知ることができました。

木を木材として使用する時に「元」と「末」というように部位によって呼び方があるのだそうで、それぞれの切り口を「末口」「元口」と呼ぶのだそうです。

木は天に向かって上に上に伸びていきますが、根元に近い部分と空に近いてっぺんの部分とではやはり性質が違うそうです。
根っこに近い部分は密度が高く、太くて重いので末口より元口のほうが強度的に強い。
この性質の違いを上手に使い分け、柱として使う場合には、「元」を下に、「末」を上にして使い、元々木が育っていた状態で木材を使用するのだそうです。
その方が長持ちで強いとか。これは木を扱う人にとっては常識なのだそうです。

材木屋さんなどでは「元」を上に、「末」を下に立てる事があるそうなのですが、それは水分を少しでも抜いて根腐れを防ぐため末口を下にして立てているのだそうです。

大工職人さんの世界では常識のことなのかもしれませんが、知らなかった私はなるほど~と目から鱗の知識でした。

昔から伝わる適材適所の考え方は自然とともに暮らす私たちにとってとても理に適っていて、木を扱う職人さんたちによって自然と培われてきたものなのだという事を再認識しました。
木の「元」と「末」の事を知ると木造の家は正にそこに木が立って天を仰いでいるかのようなどっしりとした安心感が伝わってくる様に感じてしまいますね。