2022年5月23日 / 最終更新日 : 2022年5月23日スタッフブログ

川崎・横浜で中古物件をリノベーションするなら

楽しく明るい笑顔リフォームスタッフ

中古物件をお洒落にリノベーションしよう！と思い立った方、リノベーションとは実際のところ、工事期間、費用依頼方法、依頼タイミング、などなど…何だかやる事が多そうだけど初めてで手順もよく分からない！まずはなにから手を付ければいいの？と色々と迷われている方も多いのではないでしょうか。

リノベーションを成功させるためには、やるべきことが意外にもたくさんあるので、混乱してしまう場合もあるでしょう。

今回はそんなリノベーションの流れをすっきりと整理し、期間や費用についてを解説していきます。リノベーションの手順を明確に把握しておけばステップ毎にやるべきことがわかるので、安心してスムーズにリノベーションを進めることができるのではないでしょうか。

弊社はリノベーション会社として培ってきた経験から、物件探しから設計・工事までのステップをこちらでまとめて解説していこうと思います。

■リノベーションをするに当たっての全体像

リノベーションの期間をなるべく短くするためには、具体的にイメージや予算を明確にすることが大切です。「目的のためのこんな間取りにしたい」「こういうイメージのインテリアを置きたい」「この予算内でリノベーションがしたい」という具体的なイメージが明確なほどプランニングに必要な期間が短くなります。

過去の事例をたくさん見て、リノベーションを始める前に全体像や予算のイメージをつかんでおきましょう。

■リノベーション4つのステップ

【STEP1】物件探しと不動産売買契約

中古物件を購入してリノベーションする場合にはまずは物件探しがありますが、その前に物件探しのパートナーになる不動産仲介会社を選ぶ必要があります。物件選びは不動産仲介会社選びといっても過言ではありません。会社によって建物を見極める力や物件の買い方の力量が異なりますので、まずは物件調査や予算管理をしっかりとやってくれる、パートナーとして本当に信頼できる不動産仲介会社を見つけましょう。

信頼できる不動産仲介会社と出会ったら、いよいよ物件探しがスタートします。担当の不動産仲介会社に相談して、無理のない予算内で物件を探します。そして、物件検索サイトなどで気に入った物件の情報を担当者に伝えて内見の調整をしてもらってください。その後現地で物件調査や環境などの確認を行う事になります。

【STEP2】物件の購入

物件が確定しましたら、次は購入にあたっての住宅ローンの本審査とローン契約、所有権の移転などのステップに進みます。

事前審査を通過し、不動産売買の契約をした後は、いよいよ住宅ローンの本審査になります。本審査では複数の書類を提出する必要があり、事前審査よりも詳細な確認が行われます。だいたい一般的には本審査には約1週間〜2週間かかるでしょう。担当の不動産仲介会社が、申請するタイミングや準備すべき書類などのサポートをしてくれます。これは本審査だけでなく、事前審査の際にも言えることですが健康面や信用情報などは事実を正直に伝える事が大切です。

本審査を通過しましたら、金融機関と住宅ローン契約を結ぶことになります。この契約では住宅ローンの金利や返済期間などが決定します。その後に、最後のステップである決済と引き渡しが行われます。買主・売主・不動産仲介会社・司法書士立会いの上で金融機関にて決済を行います。

司法書士による必要書類の確認が完了した後、住宅ローン融資が実行され、晴れて所有権が売主から買主に移転します。

【STEP3】リノベーションプランの設計

物件が決まりましたら早速リフォーム会社を調べて、気になる施工事例を手掛けたリフォーム会社に問い合わせたり、施工事例を紹介しているサイトから相見積もりをもらったりして、実際に物件の現地調査とリノベーションのプランをヒアリングしてもらいます。リノベーションではどんな内装にしたいのか、イメージを具体的にするため、事例をたくさん見てイメージを固めておきましょう。おすすめなのはリノベーション物件の施工事例集です。施工事例集はリノベーション後の素敵な部屋の写真だけでなく、築年数や工事前の状態、工期や実際にかかった費用などの情報がとてもわかりやすく整理されています。

リフォーム会社が決定したら設備関係の確認、写真撮影、採寸、竣工図の確認、マンションの場合は管理人さんへのヒアリング、共用部の確認…等々の現地調査をしてもらいます。現地調査の結果によっては、希望するリノベーションが難しいこともあります。リフォーム会社によって工事内容の得意分野がそれぞれ異なるため、自分たちが希望するリノベーションが可能であるかを確認しておきましょう。その場合は価値観やライフスタイル、家族の意見なども伝え、希望に近いリノベーションが可能かどうか、打ち合わせしながら見積もりを取る中で代替案を提案してもらいましょう。できる限り多くの情報を伝えることで、よりよいリノベーションプランを作りやすくなります。物件購入についても手厚いフォローのリフォーム会社に相談することも一つの手です。リノベーションで妥協しないためにはしっかりと納得できるまで何度も話し合うことが大切になります。本来の予算を大幅に超えて最高の住まいをつくったとしても、実際に生活を始めてから経済的に苦しい思いをしてしまっては本末転倒ですので、やりたいことの優先順位を明確にし、予算内で最高の住まいをつくる事が重要です。

銀行からリノベーション資金の借り入れをする場合は、このタイミングでローン審査を開始します。仮審査から本審査まで、工事費用の概算見積もりを元に進めることになりますので、リノベーションの大体のプランが見えてきた段階で着手します。

【STEP4】リノベーション工事

実施プランと見積もりが完成してたら、リノベーション会社と工事請負契約書を締結します。マンションの場合は、契約後に管理組合への工事許可申請を行った上で近隣住民への挨拶まわりを始めます。基本的にはリノベーション会社が近隣や管理組合に改めて工事の日程を伝えて挨拶しますが、上下や左右だけでなく、斜め下や斜め上など、音が響きやすいところには前もって事情を説明しておくと安心かもしれません。

そしていよいよリノベーション工事の開始です。プランと工程表をもとに職人さん達が力を合わせ、あなたの理想の住まいを作り上げていきます。施工中は、こまめに現場の確認や進捗の共有を受けるようにしましょう。その都度気になる点は早めにリフォーム会社へ連絡をとることで、後のトラブルを回避する事にも繋がります。

施工完了後は立ち会い確認を経て引き渡しになります。工事が一通り完了したら、最後にリノベーション会社による検査、次に施主検査を行います。問題が見つかれば是正工事を行ってもらい直します。問題がなければそのまま引き渡しされ、いよいよ新生活のスタートです。引き渡し後、着手金を除く設計費用や工事費用の残金、追加工事による費用の精算を行います。

【まとめ】

リノベーションは低コストで自由度が高く費用面でのメリットがたくさんありますが、それだけでなく生活環境の利便性や家族のことを考えた設計など、家族が最高の住まいを手に入れるための一大イベントです。長く住む家だからこそ納得のいく機能性や間取りを追求した住まいにしたいものです。リノベーションが成功するためには何といっても戦友ともいえる信頼できるリフォーム会社を選ぶことに尽きるのではないでしょうか。満足する住まいを手に入れられるかどうかはリノベーション会社選びにかかっていると言っても過言ではないかもしれません。

中古マンション・一戸建てをリノベーションして最高の住まいを手に入れるためにも、ぜひこの機会にあなたの人生をもっと豊かにする、そんなオリジナルのリノベーション空間を作ってみてはいかがでしょうか。