壁紙クロス張り替えの目安
家は定期的なメンテナンスが必要ですが、家のメンテナンスの一つに壁紙クロスの張り替えがあります。
一般的に、壁紙クロスの張り替えは5〜10年毎だとされています。
しかし年数だけではなく、壁紙クロスの状態によってはもう少し早く張り替えなければならなかったり、換気などを適切に行っていて10年を過ぎているがまだ張り替えなくても良い場合もあります。
したがって、壁紙クロスの状態を見極める必要があります。
そこで今回は、壁紙クロスの張り替えの目安をお伝えしたいと思います。
1 クロスの汚れを目視
壁紙クロスの張り替えをおすすめする症状で、専門家でなくても分かりやすいものは汚れです。
天井の隅や壁紙クロスの継ぎ目部分に汚れが溜まっていたり、壁紙クロス全体が変色していたりするのは張り替えの目安になります。
窓に近い壁紙クロスは、日焼けによる退色なども確認しておきましょう。
2 カビ
カビは湿気を好みますので、壁紙クロスにカビが生えてきたということなら、壁に水分を含んでいるということでしょう。
カビはアレルギー反応を起こすなど、見た目が悪いだけでなく健康にも悪影響を与えます。
カビが生えているということは壁紙クロスの防水性がなくなってきていることの証ですので、カビの症状が見られたらすぐに張り替えるべきです。すぐに貼り替えしないと、建物の部分まで水分を含んで傷んでしまうことにもつながります。
ひどい場合は壁紙クロスの張り替えだけでは済まないことも考えられますので、早めの相談をおすすめします。
また、壁紙クロスの表面にシワができたり、たわんできたり、めくれてきたりするのも、室内の水分が影響していると考えられますから、張り替えの目安になります。
いかがでしたか?
壁紙クロスは寝室よりも、湿度が高まりやすかったり臭いが付着しやすい水回りのトイレ、洗面所、キッチンなどの壁の方が張り替えペースが早くなるでしょう。また、喫煙者やペットがいるご家庭も、汚れが目立ちやすくなります。壁紙クロスは耐用年数だけでなく、ご家庭での使用状況・周囲の環境などにも大きく左右されますので、定期的に点検をするようにしましょう。
壁紙クロスの張り替えは、その他のリフォーム工事に比べ比較的安価に行なえますが、単独で行うのではなく、他のリフォーム時や家具の買い替え時についでに行うというのも一つの手です。ぜひご家庭の壁紙クロスの状態を把握し、時期を見て張り替えましょう。
住宅リフォームなら川崎の工務店スマイルプラス|川崎市幸区・中原区・川崎区のTOPへ戻る