床暖房のデメリット
前回は床暖房のメリットをご紹介しました。
お子さんやお年寄りの方でも安全、安心して使うことができ、部屋を快適な空間に導いてくれる床暖房は導入する価値が十分にあるでしょう。
しかし、床暖房にはデメリットも存在しますので、ぜひ知っておいていただきたく今回はそれをご紹介します。
デメリット1 コストがかかる
床暖房は導入する費用の他に、毎月の電気代など床暖房を維持するのにかかるランニングコストが必要です。
床暖房にはいくつかの種類があり、それぞれで導入費用やランニングコストは違ってきますが、どれもそれなりに費用がかかることを覚悟しておいた方が良いでしょう。
数年後、せっかく高い費用を払って床暖房を取り付けたのに、ランニングコストが思いのほか高くてほとんど活用していないということになるのはもったいないことです。
そうならないためにも、毎月どれくらい使えばどの程度のランニングコストがかかるのかなど、費用のことは細かいところまで把握した上で導入を決定するべきです。
また、床暖房設置の工事には時間がかかることもありますので工事期間も確認の上、導入に踏み切りましょう。
デメリット2 立ち上がりに時間がかかる
床暖房の種類にもよりますが、床暖房は部屋が暖かくなるまでに時間がかかります。床暖房は瞬発力には欠けるのです。例えば短時間だけ暖まりたいときは床暖房では困るかもしれません。ただし、立ち上がり時間を考慮した上でタイマーを有効に使って対処すればこのデメリットは克服できるでしょう。
デメリット3 外気との温度差
例えば、家の全室に床暖房を設置した場合、家の中がどこも快適な温度であるため、外との温度差に驚いてしまうことがあります。家の中の暖かさが外も同じようだと錯覚してしまい、軽装な格好で外出してしまったり、日中外に出るときの体調管理が難しくなることがあります。
いかがでしたでしょうか?床暖房にはメリットの反面、以上のようなデメリットも存在します。メリットだけを見て床暖房を導入してしまうと、後から後悔することにもなりかねませんので、メリットとデメリットの両方を踏まえた上で、導入するかどうかを決定しましょう。
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