耐震、制震、免震の違いをご存知ですか?

耐震、制震、免震の違いをご存知ですか?

東北や九州で大規模な地震があったことから、改めて地震の怖さを思い知った方も多いのではないでしょうか?

 

地震大国の日本では地震対策を十分に行う必要がありますが、今回は家の構造レベルでの地震対策についてお話しします。「耐震」という言葉は耳馴染みがあるかと思いますが、「制震」、「免震」という言葉を聞いたことはありますか?地震対策における家の工法は耐震、制震、免震重要の3種類があるのです。

 

ここからはこれら3種類の違いを見ていきましょう。

 

まずは耐震です。耐震は地震の揺れに耐え家の崩壊を防ぐ構造のことです。ここで注目していただきたい点は、耐震には地震の揺れを軽減する力はないというところです。

耐震という言葉は3種類の中では一番出回っている言葉かもしれませんが、地震対策の中では一番効果が薄い構造なのです。ウチは耐震構造だから大丈夫だと安心するにはまだ早いです。なぜなら耐震には地震の揺れに耐えられても揺れはダイレクトに伝わるため、家の中で家具が倒れて怪我をしたり、火事になったりする二次被害対策にはならないからです。したがって、耐震構造の場合、家の中の地震対策も万全に行っておかなければなりません。

 

次は制震です。制震とは、建物の内部に錘やダンパーといった制震部材を組み込むことで、地震の揺れを吸収する構造のことです。制震は地震の揺れを20〜50%軽減するとされており、高い建物に高い効果を発揮します。

 

最後は免震です。免震は建物の基礎と土台部分の間に免震装置を設置し、建物と地盤を完全に切り離すことで地震の揺れを建物に伝えにくい構造のことです。地震の揺れは85〜90%軽減するとされており、二次被害対策にも大きな効果があるでしょう。ただし、免震構造は多大なコストがかかる上、設置できる地盤が決まっているため実際に採用するのは難しいのです。しかし、地震対策には一番効果が高いでしょう。

 

いかがでしたか?いつ来るか分からない地震に備えて家の構造レベルから地震に備えておくことが大切なのです。

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